ももタケの理念
ももタケの理念
私たち人間生命は、
その根源とともに理想へと
向かって生き続けています。
ももタケ自然農縁は、
自然の恩恵とすべてのご縁に
感謝と祈りを捧げるとともに、
農という精神的生命活動にあたり
3つの理念
『土を育てる』
『心を養い人を育む』
『種を繋ぐ』
を掲げています。
そして、その原動力として次の
3つの誓いを立てています。
一、豊かな自然環境の保全に努め、
肥料・農薬を使用しない自然農を行います。
一、豊かな人間生活と社会貢献のため、
土を浄め、自らの心を養い、
清く美しく生命力の高い作物を育てます。
一、豊かな日本を後世に遺すため、
歴史、伝統文化、精神を大切にし、
自然農による清らかな種を繋ぎます。
私たち生命は他の生命のいのちを食べて、
活力を生み出して生きています。
農作物を含め、すべての生命は種から生まれます。
種(生命)は適応し強くなります。
生命力の高い清らかな作物を育てるためには、
その種を繋ぐ必要があります。
また、私たち日本民族が存続していくためにも、
受け継がれてきた精神や伝統文化を
後世に繋いでいく心が重要です。
ももタケ自然農縁ではその心を大切にし、
在来種を中心とした自家採種に力を入れています。
天象気象とともに、
人の意識も植物の生育に影響を与えます。
特に自然農では人の心の状態や意識が
作物の成長に作用することが経験的にわかっています。
作物を育てる中で、
自然との共生関係において
私たち人間がどのように生き、
どのように在るべきかについて、
日々気付かされます。
自然農は、そうした人間としての
精神的な成長に繋がる価値を見出してくれます。
豊かな土は、
触ったり踏みしめたりすると元気になる。
土の匂いに癒される。
そのような経験はありませんか?
それは土中の菌たちと人の身体の菌たちとの
感応によるものかもしれません。
過去、私たち人間は土を汚してきました。
結果、菌たちの生活環境が悪くなり、
生命の多様性は失われてきました。
自然農を行うと、
菌や虫たちが支える生態系は
バランスを取り戻し自然の循環が機能しはじめ、
土は見る見る元気になります。
豊かな土を育てることによる
価値の大きさは計り知れません。